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不安が軽くなる感染症(風邪)対策

今年は暑い猛暑から一転、秋をゆっくり楽しむ間もなくあっという間に冬が来たように感じます。

日照時間の短い冬は、カラダを温めて健康を維持するための「陽のエネルギー」が不足傾向になるため、冬の睡眠は早寝遅起きが良いそうです。

学校や勤め先に向かう時間が決まっている方は「遅起き」はなかなか難しいですが、「早く寝ること」が春を元気に迎えるコツのようです。

 

その他にも、カラダを温めて健康を維持するためのエネルギーを“発散”して逃がさないように、冬は汗をかき過ぎないことが大切です。

なるべく暖かい空間で過ごしたい冬ですが、暖房が効きすぎて汗をかいてしまわないように注意してください。お布団の中も同様です。

 

今年も早速インフルエンザやマイコプラズマ肺炎などの風邪(感染症)が流行していますが、風邪を引く体調そのものが抵抗力の落ちている状態ですので、引いた時は対症療法の治療に「回復を助ける漢方薬の治療」を併用すると、速やかな回復と回復後の体調の安定が期待できます。

 

まずは風邪を引いた時は、自分のレベルと相手(風邪)のレベルを比較しましょう。

引いた風邪はのど風邪のような軽いものなのか、コロナやインフルエンザのような重いものなのか、相手(風邪)のレベルには違いがあります。

引いたかな?の時のゾクゾクする寒気が非常に強い時は「手ごわい」可能性が高いので特に「回復を助ける漢方薬の治療」の併用をおすすめします。

 

私たちが持つ風邪に対抗するためのエネルギー(免疫力)には個人差があり、環境や生活習慣によってそのレベルも変化します。

夜寝ないで過ごす、暴飲暴食、などが免疫に影響することはご存知だと思いますが、ストレスに悩まされ落ち込んでいる、イライラして不満を抱えている、何かに不安を感じ怯えている、などの「継続的なマイナスの感情」も免疫に影響を及ぼすと言われています。

十分な睡眠・腹八分・快適な排泄を心がけ、日々笑顔で過ごしたいものです。

 

風邪を引きにくい身体作りには食事(栄養素)も大切で、タンパク質とミネラルの積極的な摂取は、のどの粘膜に体力をつけウイルスの侵入を防ぎます。

また、葉緑素を豊富に摂ることで隙間だらけの腸内環境はきれいになり、免疫細胞をサポートする善玉の腸内細菌が増加し、善玉菌によってレベルアップした免疫細胞(白血球)がウイルスの侵入を防ぎます。

 

もしウイルスの侵入を許してしまい風邪を引いてしまったら、まず4つのタイプに分けて判断しましょう。

①ゾクゾク寒気と関節痛の風邪

②ヒリヒリ炎症のど痛の風邪

③ムカムカ吐き気や下痢の風邪

④カサカサ咳の風邪

 

それぞれ

寒い時は温める

暑い時は冷ます

湿気が多ければ乾かす

乾燥していたら潤す

と対応します。

 

間違えやすいのはヒリヒリ炎症のど痛の風邪の時に、冷ますのではなく「風邪を引いたら葛根湯」と温める葛根湯を使用するとのどの炎症がひどくなることがありますのでご注意ください。

 

また、カサカサ咳が止まらず粘膜を潤さないといけない時に、乾燥させる辛いもの(ニンニク・ショウガ・トウガラシなど)や香辛料、アルコールなどで悪化することがありますので合わせてご注意ください。

 

もしもいろんな対策をしているのに風邪を引いてしまったら、その時は身体はいっぱいいっぱいで休みたがっているのかもしれません。

その時は無理をさせてしまった身体と向き合い、ゆっくり休みましょう。

どうしても休めない時は、無理をしたことで起きた身体の不調を回復する漢方薬をお試しください。

「備えあれば憂いなし」風邪(感染症)は過度に怖がらず、適正に対応しましょう。

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